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隠匿シリーズ☆番外編
第6章 彼の忘れられない人は……?



 そうして幾分か秘芽を弄っていた指は、おもむろにヒクつく蜜口へグッと挿し込まれる。


「……ぁあ……、ん」


 唐突な行為にアリエッタはのけ反り、白い咽頭を見せ、力なく喘ぐ。指を挿し込まれた媚肉は自然とうねり、レオの指に絡み付く。


「すごい……。柔らかくて温かくて……トロトロだ」


 ぐるり、と中の感触を確かめるように指を回し、感じ入ったように彼は呟く。


「指を入れているだけでどうにかなりそうだ」


「んっ、……んんっ、はぁ……んっ」


 蜜でしとどに濡れる隘路をたどたどしい手付きで嬲られ、焦れた快感にアリエッタは切なく喘ぐ。もっと強い快感欲しさに腰は勝手に揺れ、知らずレオに痴態を見せつけていた。


 アリエッタの艶めかしい姿に刺激されてか、レオは指を増やし、次第に抽挿が激しくなる。


「あっ、あぁ……ん、……や、そこ……っ」


「ここ? アリエッタはここが悦〈イ〉いのか」


 蜜壺の最も感じる部分を探りあてたレオは、そこばかりを擦り立てる。


「ここを触っていると、締め付けてくる」


 嬉しそうに言わないで欲しい。遠慮なく嬲られ、どうにかなってしまいそうなのに。


「や……やぁ、も……そこダメぇ……っ」


 蜜襞がレオの指を食い締めんばかりに収縮し、劣情の浮かぶレオに見られながらアリエッタは絶頂を迎えた。






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