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隠匿シリーズ☆番外編
第9章 突然の招待




 二頭引きの馬車にシズを挟んで乗り込んだ兄弟。大人が三人片側に座っても余裕があるのは行きで確認済みだ。シズの左側に座るハルは馬車が発車したと同時に企みを開始する。


 狭いだの、向かい側に移ろうだの文句を垂れるシズの耳朶に唇を寄せ、柔らかそうなそれを甘噛みする。


「なっ……!? 何すんの、ハル兄!」


「なにって。お前忘れちゃいねーだろうな。俺らから罰を受けなきゃなんねーだろうが」


 ハルは絶句するシズに問答無用で左の乳房を手で包み込み、左の太腿を撫で上げる。


「そうだよ、しーちゃん。僕なんてあんな姿にされたんだから、上のお口でも下のお口でもいっぱいご奉仕してもらわなきゃ。それとも僕がご奉仕してあげようか?」


 ナツは右の乳房と太腿に手を這わせる。


「んっ、あ……ん、……やめっ……、二人とも冗談はよそうよ、ね?」


 シズは弱々しい抵抗を見せるも、僅かな愛撫で蕩けた表情だ。


「これが冗談に見えるか? なぁ、ナツ」


「しーちゃんにはいつだって本気だよ」


 シズの頭上で兄弟は互いに目配せし、太腿を辿る指が同時にそこへと到達する。







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