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第6章 雨が降る金曜の夜

「もっと俺の体を覚えさせてやるからな」
「やっ……休ませて……」
「駄目。これからだから」

私の片足を持った一仁さんは強く腰をぶつけてくる。

「はうっ!!　はぁあっ!!　ううっ!!」

重い一撃をゆっくりとぶつけてきた。
杭を打ち込むような強さがズクッズクッと下腹部を責める。
息苦しいほど、気持ちいい……
片足を持たれているから自然と私は横向きの姿勢になっていた。

「やっ!!　あぁっ……か、ずひ、とさんっ!!」