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あなたの面影
第8章 一仁の愛し方
身動きがとれない状態で途切れのない絶頂が身体と心を蝕む。
よだれが垂れようが構わずに私は叫んでいた。

このまま一仁さんにおまんこを舐められ続ける生き物になりたいっ

本気でそんなことを夢想していた。
四度目の波に飲み込まれた後、力尽きた私は縛られたままベッドまで運ばれた。
そんな私を見下ろしながら満足げに笑って一仁さんは衣服を脱ぎ捨てた。
細いながらも引き締まった肉体は野生の肉食獣のようなしなやかさを彷彿させた。

「なにぐったりしてるんだよ……これからが本番だ」

彼は器用に薄ゴムを巻き付けると小包縛りの私に覆い被さる。

「えっ……い、挿れるならせめて縄をっ……」

こんな無様な姿で受け入れるなんて耐え難い。
人としての尊厳まで踏みにじられる思いがした。

冷や汗を浮かべながら彼の怒張した肉棍を見詰めてしまう。

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