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第5章 不良女子奈津美の啖呵-後編1/2-

この風紀委員会活動は新聞に載るほど有名になり、警察や大手警備会社にも注目されることになる。


不良は退学に恐れをなし、鎮圧されたかに思われた。

混沌と化した校内は秩序が成り立つようになる。


当校の不良男子、他校の暴走族が強志にタイマンを挑んでいったがことごとく粉砕された。


一見、細身の強志は強そうには見えない。

だが、腰の警棒を使うまでもなく、正拳突きや上段蹴りでケンカ自慢の不良たちは病院送りにされてしまうのだ。


あるとき、強志を集団で襲った少年グループが返り討ちに合うと傷害罪で警察に届け出た。