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第5章 不良女子奈津美の啖呵-後編1/2-

―放課後、理数科実習室.

「石田君、弾丸は何ミリにする気なんだい？」

ここに集まるは、進学希望者を多数含む理数科の男女。

本来は４０人のクラスで５～１０人に別れたグループが課題研究班となって研究をするのだが、我がＡクラスは満場一致の全員が同じ班。



塾やバイト、部活推薦者の参加も強制ではない。

それもチームワーク助け合いも課題としているからだ。



「もちろん、９ｍｍで設計だ。拳銃ともリンクさせた運用で開発しよう」

開発の発案者は俺だから指示をしていかないといけない。