この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第60章 《其の壱》
 異変が起こったのは、姫君が生まれて更に半日が過ぎた頃のこと。丁度、貴美子が産気づいてから丸一日が経とうとしていた。
 貴美子が発作を起こしたのだ。貴美子は侍医が止めるのも聞かず、産褥に起き上がって赤児に何度か乳を含ませた。そのときも何度目かの授乳を終えた直後であった。
 突如として胸を押さえ、うずくまった貴美子を見て、弥子は悲鳴を上げた。
「奥方さま? いかがなされました」
 隣室に控えていた侍医がすぐに駆けつけ、貴美子の脈を見るなり険しい顔になった。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ