この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第64章 十三夜の月 《壱》
 その言葉に、美咲は頷く。
 山頂から少し山道を降りた先に、川が流れていたのは確かであった。美咲自身、あの川のほとりに座って、清らかな水を両手に掬っては夢中で飲み干した。ほんのり甘さのある川の水は疲れ切った美咲の身体と心を幾ばくかでも癒やしてくれたのだ。
 あの川は見た目は流れも緩やかに見えるけれど、実際は意外に急流で深みもあるように思えた。あのような川に身を投じたとすれば、生命はなかっただろう。そんなことを考えていると、ふいに尼君の声が耳を打った。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ