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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第8章 《巻の参》
 泉水は自然と速足になった。しまいには歩くというよりは走るといった感じになった。だが、小走りになった途端、後ろからぴったりと張り付いてくる黒い影も速度を増している。泉水はまるで抜き身の剣を背筋にぴたりと当てられているような恐怖を憶えずにはいられない。
 恐怖のあまり、身体が石になったように強ばり、思うように手脚が動かせない。と、突如として、背後の暗闇からぬっと手が伸びてきて、右腕を掴まれた。ひっと短い悲鳴を上げ、泉水は闇雲に走って逃げようとする。
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