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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第8章 《巻の参》
 無限にひろがる闇を背負うようにして立つ男の貌には確かに見憶えがある。ふた月前、榊原の屋敷の近くで商家の内儀らしい女と幼い倅に絡んでいた旗本奴である。確か数人いる旗本奴たちの中では、首領格の男のようであった。名は確か―。
「秋月さまと申されましたか」
 男がニヤリと笑った。この前は、確か荒んだ雰囲気を身体全体から発散させていたけれど、今夜は危険さを孕んだ空気を纏ってはいない。
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