この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第11章 《巻の壱―予期せぬ災難―》
 すべてが誤解であり、根も葉もない噂であると知り、泉水は漸く泰雅に対する疑惑を消すことができた。あれからひと月、江戸は今、容赦ない真夏日が連日続いている。泰雅とは以前と変わらぬ毎日を過ごしていた。
 泉水は今日、こっそりと屋敷を抜け出していた。良人泰雅からは絶対に一人で町に出てはならぬと固く禁じられている。しかし、そんな命に素直に従う泉水ではない。実は、これまでにも二、三度、泰雅には内緒で乳母の時橋の眼をかすめて、こうしてお忍びで町を闊歩している。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ