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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第12章 《巻の弐―待ち人―》
「まだまだ花が咲きそうだから、愉しみだな」
 泉水ははしゃいだ声を上げながら、夕顔の鉢を大切そうに抱えて持ち上げ、表に運んだ。
 遠く聞こえていた蝉の声はふっつりと止んでいた。陽が落ちても、昼間の暑さは相変わらずで、夜気は熱を孕んでいる。それでも、風が出てきたのか、近くから風鈴の鳴る音が聞こえてきた。
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