この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第13章 《巻の参―驟雨―》
「ま、何がおかしうて、そのようにお笑いになられるのでございましょう。ほんにお方さまはこの時橋の心もお知りにならず―」
 長々と続きそうな説教に、泉水は小さく溜息を零す。むろん、時橋に気付かれないようにだ。
 初秋の風が身の傍を通り過ぎていった。
 庭の睡蓮の蕾が揺れている。
 お転婆姫の帰還で、榊原の屋敷はまた、いつもの賑やかさを取り戻したようだ。
 

        ( 第三話 了  )


☆ 明日から第四話 過去から来た男 へ続く ☆ 
 
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ