この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第15章 《巻の壱―幻―》
 確かに良人としては、いつも心配させられっ放しではあるけれど、太陽のように眩しい笑みを向けられると、どうしても泉水の持つその明るさを奪いたくはないと思ってしまう。泉水としても、もう二度と泰雅に心配はかけたくないから、町へ出る際は極力用心に用心を重ねるように心がけていた。
 今日の泉水のいで立ちは、むろん、例の若衆姿である。淡紅色の小袖に濃紫の袴、艶やかな黒髪を頭頂部で一つに結わえている。一見すると、小柄で華奢な少年のように見えなくもない。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ