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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第15章 《巻の壱―幻―》
 家宗公はまた、美しい生きものに並外れた執着があった。側小姓たちもすべて、より抜きの美少年ばかりで、最近は大奥で側室と過ごす夜よりも中奥で美童を伽に召して夜を過ごされることが多いとも聞く。そんな家宗公であれば、たとえ姪の息子とはいえ、手を付けていないとは言い切れない、と、下卑た噂が実にまことしやかに語られている。
 だが、むろん、泉水は、良人と将軍をめぐる、そのような噂は知らない。昨日も泰雅は例のごとく登城し、一刻ほど家宗公と歓談し、つれづれをお慰めしてから退出してきた。
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