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ナツキとあの場所で
第2章 夏生の家にて
「んああああああああ!!!」

「きゃああ!?ごめんなさいっっ!!」

とっさに足をどけ、驚いたように謝ってきたから故意ではないんだなとすぐに気がついた。







無言でうずくまってたけど痛みはそれほど長引かなかった。



まあ椅子の座部分に左足を乗せようとしただけだし、深いところまで踏まれず幸い玉は無事だった。僕の包茎の先っちょがグニュッと踏まれた瞬間の痛みだけだった。



「ごめん!・・有るってわからんくて・・・・」

「アホ!いくらお前でも男は付いてることは知ってるやろ。まあ許すけど~」

「それは知ってるけど・・・そんな前の部分に付いてるって知らなかって・・その・・もっと下かと・・・・」

「え?そんな真下やと自転車乗ったら潰れるから(笑)」

「あっ!大丈夫っ?!潰れてない?・・・潰れたら一生子供出来なくなるって前、お父さんが・・・。」


玉の存在を思い出したようだ。


12歳位の女子は保険の挿図で男性器を知っていたとしても、
ペニスと睾丸の感触や位置関係、意外と玉が皮の中で移動できる事まではあまり詳しく知らないのだろう。



夏生は本気で僕のアレを心配してたみたいで
泣きそうで申し訳なさそうな顔を下腹部に近づけてずっと僕の股間を見ていた。



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