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第3章 犬を連れてすずちゃんたちと

トイレには僕のほうが足が早かったので先に着いたが
すずちゃんが個室に入るまでズボンを下げなかった。


遅れてすずちゃんが来たけど、僕が既にしてるのと思ったのか逆方向を向いて完全にこっちを見ず個室に入った。

入ったのを横目確認してからズボンを下ろす僕。


和式トイレはほぼ真後ろに有り、仮に今、扉を開けられたら目の前に僕のハンケツを見ることになる。それだけはとてもとても恥ずかしかったし気まずい。
下腹部にグッと力を込めいつもより早めに出しきった。


後ろを振り向き、扉はまだ閉まってることを確認。ホッとする自分。




水を流そうとプッシュボタンを押す直前何かが聞こえることに気づく。、
自分のおしっこの音で邪魔されていてわからなかったものが鮮明に聞き取れた


プジュゥゥ…

シュォオオオオーーーーーーーーー


それはチョロチョロロロ～とかいう可愛いものではなかった。
実際に見たわけではないが相当な量の液体の流れを音で判別できる。


僕は相当に驚嘆した。