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ナツキとあの場所で
第1章 プール
ガチャッ。自転車の片足スタンドをおろした。
「いきなりどしたん?」
僕は聞いた。
「いやちょっと・・・・、しょうの自転車に乗ってみたくなったん。」

「言うと思ったわ。そんなんまた今度でいいやん。」

「いや今がいいの。」


別に寺に立ち寄る必要ないやろ、と考えているともうすでに夏生は僕の自転車にまたがっている。


さすがに呆れたが、もうほっとこうと決意。
自分は公園の端の丸太みたいなベンチに座りビーサンを履き直した。

夏生は公園の目の前の道路を満面の笑みで5往復くらい漕いでいる。

アホかと思った。



数分後・・・。満足したのか自転車から降りて僕にこう言う。

「ありがと!坂道の時は1がいいね!」
物覚えのいい夏生は5往復で変速機の趣旨を理解したようだ。
「あと、なんかサドルが何か違うから変な感じやった」

「・・・え、サドル?・・そんなんどれも同じ・・・・」

男女でのサドルの違いは当時の僕は本当に知らなかった。
夏生の自転車のサドルを見てみると驚いた。

明らかに僕のサドルより面積が広く、おしり全体をカバーしている。

「え、なにこれ!何で女子の自転車ってデカいサドルなん?」

「う~んそれは・・・」



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