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乙女☆大作戦
第1章 乙
「井上。今日、同期で飲み会やるけど。来る?」
受付で座っていると、同期の山崎が話しかけてきた。
社外打ち合わせの帰りらしい。
この男は、同期の中でもずば抜けて顔がいい。
そして仕事が出来る。
私たちの同期で経営管理部に配属されたのはコイツだけだ。
「山崎さん。仕事中ですので、受付でプライベートな会話は控えていただきたいのですが」
「ごめん。でも俺が幹事だから人数把握したいんだよね」
そう言う山崎にそっと耳元で
「永田君来る?」
と聞けば
「なに?永田狙い?」
と山崎が顔をしかめた。
「ううん。永田君、経理だから。橋本さんの情報貰おうと思って」
「橋本さん?」
「そう」
「あの、橋本さん?」
「なぁに?」
「いや・・・まぁ永田来るよ。じゃぁ井上は参加ね」
山崎の言いたいことの想像はつく。
あの、出世しない橋本さん?
って意味だ。
私は軽くため息をついた後に
絶対に今日の飲み会で、永田君に橋本さんの情報をもらおうと決心した。
「井上さんって経営管理の山崎さんと同期でしたっけ?」
受付の隣に座っている村松さんに聞かれた。
「そうよ」
「かっこいいですよね」
見た目はね・・・・
「紹介しようか?」
「え!それはいいです」
やっぱりね。山崎は顔はいいけど
後輩の女子も紹介して欲しい男、ではないんだな。
そんな風に納得して午後を過ごした。
受付で座っていると、同期の山崎が話しかけてきた。
社外打ち合わせの帰りらしい。
この男は、同期の中でもずば抜けて顔がいい。
そして仕事が出来る。
私たちの同期で経営管理部に配属されたのはコイツだけだ。
「山崎さん。仕事中ですので、受付でプライベートな会話は控えていただきたいのですが」
「ごめん。でも俺が幹事だから人数把握したいんだよね」
そう言う山崎にそっと耳元で
「永田君来る?」
と聞けば
「なに?永田狙い?」
と山崎が顔をしかめた。
「ううん。永田君、経理だから。橋本さんの情報貰おうと思って」
「橋本さん?」
「そう」
「あの、橋本さん?」
「なぁに?」
「いや・・・まぁ永田来るよ。じゃぁ井上は参加ね」
山崎の言いたいことの想像はつく。
あの、出世しない橋本さん?
って意味だ。
私は軽くため息をついた後に
絶対に今日の飲み会で、永田君に橋本さんの情報をもらおうと決心した。
「井上さんって経営管理の山崎さんと同期でしたっけ?」
受付の隣に座っている村松さんに聞かれた。
「そうよ」
「かっこいいですよね」
見た目はね・・・・
「紹介しようか?」
「え!それはいいです」
やっぱりね。山崎は顔はいいけど
後輩の女子も紹介して欲しい男、ではないんだな。
そんな風に納得して午後を過ごした。