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やさしいキスをして?
第8章 キスの先?


『…スゲー濡れてる//』

『ば//ばかぁぁ…!!』
これっておかしいの?!あたし変だよね?!だっていつもと体の調子が違う!ゆうひ、引いてない?!?!

『ち…違っ…いつもはこんなんじゃ…んぁぁいのぉ///…!!』
だ、だめだ。もはや正確に喋れない。ゆうひ、誤解しないでぇぇ…!

『///…!大丈夫だよ、あさひ…こーいうことしてる時は、いつもと違うもんだから。ココが濡れちゃったのは、あさひがおれのこと、好きってことだ!めちゃくちゃ嬉しいんだよ、おれ///!』


あたしを触る指を少しゆっくりにしながら、ゆうひは言った。…ホント?ゆうひを好きだと、こうなるもの??


『……へ、変じゃない//?引いちゃわ、なぃ…///??』


たぶん、虫の息って表現で合ってると思う。ちゃんと聞こえたのか?ってくらい、ヘニャヘニャした声であたしは言った。暗いからバレてないと思うけど、それでも顔が熱すぎて…両手の甲を額にあてて、あたしは弱々しく訊いてみた。




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