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第4章 胸キュン？

『おばさんにメールしといて♡夕飯おれもご馳走になりますって。』

『もー…』

ウチの両親は共働き。
もうそろそろ、お母さんも帰って来る頃だ。

『つーか、風呂沸かしといたぜ。あさひ、入ってきたら？』

『え！気が利くじゃない。』

『雨濡れたままだと風邪ひいちゃうからな。早くあったまって来いよ。』

『うん。じゃー荷物、部屋入れといて。よろしくー。』

『おー。』

鞄をゆうひに渡して、あたしは足早に脱衣所へ向かった。