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やさしいキスをして?
第4章 胸キュン?


『あさひもそろそろ料理始めてみたら〜?』


いただきますをした直後、お母さんはこんなことを言ってくる。悪かったわね〜あたしはいつも、お手伝いしませんで。


『…少しは出来るもん。』

『レパートリー、味噌汁しかないじゃない。小1で覚えて以来、それきりだものね。』

…う、うるさいな//

『お母さん期待したのよ?すごく積極的に教えてって言うから、将来は絶対、お料理上手な娘になると思ったのに…』


お母さんはハァと息をつく。
人の顔見てあからさまに溜息なんて、やめて欲しい。
あたしもよく覚えてないんだけど。何故か、幼少期に味噌汁を作りたいと母にせがんで、それだけは会得している。
ただ、それ以外の料理には興味が…今のところまだ持てていない(笑)



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