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第17章 おまけ〈あさひ②〉

『嘘だもん。ホントはこんなの、つまんないンッ…でしょ//？』


首筋、うなじ、背中と…次々施される洗礼にも、あたしの口は悪態で。


『もう、飽きちゃった…？あッ…』


本当は、一つでも肯定されたら嫌なくせに。ゆうひがしないと分かってて、わざと。どんだけ子供なのよ…


『あたしのことなんか、もう…』


それでも。
キスだけで疼いてるあたしを


『……もういいだろ。』


咎めるみたいな、その物言いは


『後はカラダに教えてやるから…』


拗ねたあたしを叱るようで、


『黙って。おれとのチューに専念しとけ。』


どこまでも温かく…包みこんでいくんだ。