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コスプレ★ラブ
第3章 浴衣えっち
「むぐぐ…」



タンマって言ってんのに、まだもがいている。





そして、しばらくして急に静かになった。











あれ?



思わず、口をふさいでた手をのける。





「…ツキ?」


「…そっか、そうだよね。ごめんね、ヒロ君。」




ん、




「ツキ、なにがごめん?」


「…急に好きとか、迷惑だよね。それなのに、私が、勝手にヤキモチやいて、勝手に言っちゃって、」




「…おーい。ツキちゃーん。聞こえてますかー。」




「…ほんと、ごめんね。」




「…って、おい!」








ごめんと言いながら去ろうとするツキに、俺はかなり驚きながらも、ツキの腕をつかんでそれを阻止する。






「ちょい、待て。」




「うぅ~、離してっ、」





「なんか、勘違いしてねぇか?ツキ。」




「…ふへぇ?」





こちらを向いたツキは半べそかいてて、ちょっと面白かった。





「…だって、ヒロ君、迷惑だったでしょ?」

「だぁから、なんでそう決めるかな?」


「…、?」










ツキはまだ、キョトンとした表情でこちらを見ている。








ナチュラル上目使いで、俺の心臓ドキドキ。









ふぅ、だから…
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