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第8章 鷹取支配人

私が大学を卒業してバイトを辞めても
支配人からの支配は続いた。
携帯を変え、引っ越しても
なぜか居所が知られてしまう。

黙っていなくなる度に
お仕置きという責めを受けた。


支配人は基本的には紳士だった。

一緒に食事をし、お酒を楽しみ
自宅まで送ってくれる。

ただ、私のいやらしい姿を他の男に見せたり
やらせたりするのが好きだった。
玩具で責め苛なまれ
見知らぬ男たちに私がまわされ、快感に喘ぐ姿を楽しげに見て満足しているのだ。

支配人から逃れられない覚悟を決めた私は
女が一人で生きていくには
体を使って多少の援助を貰うことも必要だと
自分を納得させることにした。

そして支配人から命じられるまま
ご主人様と呼ぶ人たちが
数人に増えた。

その人たちから月に数度呼び出され
快楽を教え込まれる。

私の体は後戻りできないほど
被虐に悦びを覚えるようになっていった。