この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
顧みすれば~真の愛~
第26章 取り戻す
直哉さんが高校に入学した頃から

様子がおかしくなっていったこと。


私を犯した時はクスリでまともな状況ではなかったこと。


おじさまがお母様に土下座して許しを乞うたこと。


私が直哉さんの存在を記憶から消したこと。



そして、直哉さんがアミを知っていること。




私は苦しくて息が止まりそうだった。


涙があとから後から零れ とまらない。



「紗英ちゃん、


 直哉を許してほしいなんて言わない」


おじさまは苦しげに言葉を絞り出す。


「でも もう 


 紗英ちゃんは苦しまないでほしい


 紗英ちゃんがもがき苦しんで

 生きる術を見出だせなかったとき


 私も妻も総一郎も 女将も


 みんなが苦しんでいた。



 そして 誰よりも直哉が」

/822ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ