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第11章 千夜子の開眼物語

「次が最後のグループだからね、これ飲んでもう一息頑張ろう！」

「はい！」

ちょうど喉が渇いていたので渡された缶ジュースを一気に飲み干しました。

「あッ」

「は…はれぇ…？」

体がカーッと熱くなって、目が回ります。

「あ〜…それアルコールだから…ま、まあそれくらい酔っぱらってる方が脚本に忠実でいいかもね！じゃ、ラスト一本！いくよー」


こうして私は撮影だという意識のないまま、最後の作品でリアルに『サークルの打ち上げで飲みすぎて仲間と乱交』したのでした。