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オモチャのチャコちゃん
第14章 アンアンアンとっても大好きチャコ先生
大田黒は悪びれもせずニヤニヤ笑っているが、雫は瞳に新たな涙を浮かべて動く範囲で首を横に振る。

中井戸はおこぼれに与(あずか)ろうとしているのがミエミエのイヤらしい顔で抱えた雫の髪の匂いを嗅ぎ、小曽根は部屋の隅に縮こまりながらも雫の胸元をチラチラ見ていた。

こんな風に無理やり襲いかからなければ雫のような真面目で清純そうな女子とはお近づきになれそうもない、どうしようもないクズ野郎ばかりである。




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