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第17章 いま、愛に逝きます

「お、おお…ありがとう」

「この男性を知りませんか？以前、この公園の炊き出しに並んでいたんです」
美由紀から貰った写真を取り出してドンに見せる。

「こりゃあ小せぇなぁ…」

写真を顔に近づけたり遠ざけたりしたドンは、
「女でも抱いたら思い出すかもしれんがな」
冗談めかして呟いた。


すると、
「では、抱いてください」
言うが早いか、千夜子はさっさと服を脱ぎ出す。