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例えば、こんな...
第6章 バレンタイン企画
首から始まり全身いたる所を愛でながら、肝心な場所は掠るだけ。
「もぉ、や……たくま、さ……」
焦れたように真純が身体を捩った。
「なに?」
熱を帯びた瞳が訴え掛けてくる。それを声に出して、真純の言葉で求めて欲しい。
「ちゃんと言って?」
「……っ」
真純がはぁと息を吐き、目蓋を閉ざす。少しの沈黙の後
「さ、触って、ください」
小さな声が震えた。
「ふふっ」
胸元まで朱に染まった真純が愛おしい。自然に笑みが溢れる。
「良いよ。何処?」
「っ!」
聞き返した俺に真純が息を飲んだ。
「……ぁ、っの」
キュッと寄せられた眉。震えながら開かれた目蓋の下から困りきった瞳が覗く。
「もうあちこち触ってるけど、これ以上何処、触られたいの?」
言わなくて良い一言を付けてわざと羞恥を煽ると、予想通り真純はひそめた眉を下げますます頬を上気させた。
「言って?」
「っん……」
じわりと滲む涙。

今にも崩れそうな泣き顔にゾクゾクするとか、鬼だな……
でも可愛いくて、堪らない。

真純がうっすらと口を開く。小さく戦慄くふっくら濡れた唇は音を紡げないままに閉ざされて

あーダメだ
無理矢理捩じ込んで啼かせたい……
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