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暁闇
第7章  記憶の中の雨


「丈、ちゃんと合宿行きました?」


俺の言葉に彼女は苦笑して。


「うん。朝もずっと、嫌だとか面倒だとかぶつぶつ言ってた。
でも去年もそんなだったけど、帰ってくると、意外と楽しかったーなんて言ってたりするの」

「へえ」

「まだ話したことのないクラスの子とかとも仲良くなれたりしちゃうんだって。
ひたすら勉強の合宿みたいなんだけど、出される夜食に変にテンションあがるんだー、とか」

「ははっ! マジで」


あおいさんとする会話は、とても心地いい。
始まりがああだったからか、何を言っても受け入れてくれそうな安心感がある。
一緒にいると、なんだか穏やかな気持ちになる――――。


……あおいさんは、俺といるとどんな気持ちになるんだろう。


なんとなく、気になった。


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