この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
暁闇
第24章  初めて口にした


……甘ったるい雰囲気が、部屋中に満ちていた。


翔悟くんも私と同じ気持ちなのか。
頬にちゅっ、と口づけてくる。

思わず彼を見て。

ふたりで目を合わせ、笑い合う。


彼の指先が、ネックレスのトップ部分に触れた。


あ、とそれを私は思いついて。


「……ネックレス、鏡で見てきていい?」


そう言って彼の腕からするりと抜け、ぱたぱたと洗面所に急いだ。



「……可愛い……」


そして見た、そのネックレスをつけている私の上半身。
身体の角度を何度も変えて、そのきらりと光るトップ部分を見つめる。

自然に、顔がほころんでしまう。

もっとはっきり見たくて、バスローブの胸元を少し開いた。


「やっぱり可愛い……!」


一生つけられる、翔悟くんからのプレゼント。


嬉しい。
すごく嬉しい。


「……ふふ」


こみ上げてくるその気持ちに、思わず笑みがこぼれる。



/551ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ