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暁闇
第27章  *おまけ*葉月と琴音*


「……葉月くん……」

「ん?」


少し身体を起こした私は、彼の手を取り。
胸のふくらみに導いた。


「さわられたいの?」


小さく、囁かれて。
こくんと頷く。


「……琴音、やらしい」


少し笑いを含んだ口調で耳元で言われ。
ぞく、と肌が粟立つ。

ぐに……と。
その手が下着ごと胸を掴む。


あ……、と声が漏れて。
下から私を見上げながら胸をさわってくる彼と視線を合わせた。


「葉月くんのせいだもん……」


抗議するような口調での言葉に、葉月くんは心外そうに


「僕の?」


そう聞いてきた。


「どうして?」

「だって……葉月くんが私を……こんな身体にしたんだもん……」


胸への刺激に、言葉が途切れ途切れになる。


「っう……!」


するとその手が、ぎゅっと胸を。

彼は、そっか、と呟いて。
もう片方の手でまた私の後頭部をぐっと。


「……じゃあ責任とるよ」


そうして、耳に唇を寄せてきて囁くから。
ぞくり……と、期待にまた、身体が。



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