パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第27章 　＊おまけ＊葉月と琴音＊

じかにではないその刺激。
少し強めに舌先で弄られ。
私は与えられる快楽に、ただもう必死で耐えた。


「ん……んぅ、っあ……」


気持ちいい。
すごく、気持ちいい。

でも、もっと。
もっと強い刺激が欲しい――――。


「……っ、葉月くん……もっと、っ」


そして私はたまらず、それをねだった。


「ん……」


突起から一度離された唇。
はあはあと、乱れる私の息。

葉月くんが顔を上げ。
私を見る。
見ながら、太ももから離す両腕。
そのままそこに指を挿れてきた。


「あ……」


つぷん、と。
もう、容易にはいる指。
くちゅくちゅと入り口で動いてる。


でも、これだけじゃ。
もっと。


「……もっと、ほし……」

「足りない？」


葉月くんを見つめたまま、こくこくと頷く。
見つめられたまま、増やされた指。


「ん……！」


ぐちぐちと、その指が。
蜜で溢れるなかを、優しくかき回す。


「葉月……く……っあ……」


彼が目を逸らさないから。
私も逸らせなくなった。
まだ、そこまでの刺激じゃないのに。
こうやって見られてるそのことが、身体を熱く高めていく。