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第27章 　＊おまけ＊葉月と琴音＊

「んっ、っあ、あ……！」


気持ちよくて、夢中で動いた。


「あ、気持ちいい……っ……」


葉月くんが背後で漏らす小さな声。その吐息。

もっと、聞きたい。
もっと、もっと。


「……あ……！」


葉月くんがまた腰を動かし始めた。
角度を微妙に変えながら、なかを満遍なく突いてくる。


「っ、そこっ」


気持ちいい場所にあたって。
思わず漏らした声。


「ここ？」


ぐりぐりと集中的に責められて。


「っあんっ」


声が、跳ねた。

ベッドの端を掴んだままだった手を取られ、胸へと導かれる。


「ほら、琴音……」


促されるままに、自分でふくらみを揉んだ。
いやらしくて、興奮してしまって。
ふにふにと、止まらなくなる。

勝手にエスカレートしていく手。
くりくりと指先で突起を弄る。


「ふぁ」


硬いそれを、潰すように。
痛さと気持ちよさの真ん中。
ぞくぞくと身体が騒いだ。


「それ、いいの……？」


意地悪な、葉月くんの言葉。
でも反論する余裕なんてない。
くりっと摘まんで、擦り合わせる。
葉月くんがしてくれるように。