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第10章 絶望的

「あ～マキさん、今のいいよ。
よっぽど我慢してたんだね。いままでで一番激しいイキ方してたよ。
中の絞まりなんて最高だった。」

「ああっ！いや！イッたからお願いっもうローター離して！」

カズキはローターをピタリとあてがったまま離さなかった。

果てた後のそこにはもうその衝撃は凶器だった。

苦しい中に更に次のオーガニズムがかけ上がってくる。

「あああぁぁ！！いや、イクッ！」

時間をかけずにまた果ててしまった。

それでもカズキの手からローターが離れることはなかった。

「マキさん、気持ち良さそうだね。好きなだけイッていいから。」

「いやっ！いやあぁ！！お願いやめて！苦しい！死んじゃう！！」

イッた後にもひたすら続く責めはもう拷問以外の何物でもない。

無茶苦茶にして欲しいなんて、なんで思ったんだろう？

身体がびくびくと痙攣する。
苦しさから逃れたくて身体を暴れさせるが、足はしっかり固定されていた。

「ほら、どんどんイッていいよ。
やっぱ、三回目からはなかなかイかないな。ローターの動きをもっと強力にしてみよっか。」

「やめてぇ！！！お願いっ！助けて！！！」

無情にもより強力な振動が襲ってくる。

「あああっ！！！」

苦しい！イクとまたもっと苦しくなるのにまたオーガニズムが込み上げてくる。

「いやぁっ！！イッちゃう！またイッちゃうよぉ！！！」

身体の痙攣が収まらない。

「あ～マキさんいいよ。もっと締め付けて、俺のことも気持ち良くして。」

「あああっ！！！」


口からはもはや悲鳴のような声が狂ったようにけたたましく鳴り響く。

何も考えられない。

何度も身体がはね上がる。


もう、何度イッたのだろう。


助けて．．．