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性の本能
第1章 過去の回想
『出会い』



りゅうたろう先輩と付き合い始めて2ヶ月が経ちました

この2ヶ月間、私達は学年が違うので毎日すれ違うこともなく、彼は大学受験を控えていたので平日はおろか土日も毎日夜遅くまで塾通いでデートというデートは1回もありません
でも私は先輩の事が好きだったので受験が終わるまで我慢しようと思ってました
そんなある日の放課後、いつものように部活が終わり帰宅しようと学校を出ようとすると校門のところにりゅうたろう先輩が・・・・


りゅうたろう『かおりお疲れさま ちょっといいかな』


そういうと無言のまま歩き出し、私は別れを告げられるのだろうか・・・と泣きそうな気持ちで、うつむきながら彼の後をついて行きました


りゅうたろう『かおりついたよ おいで』

かおり『えっ!! 先輩・・・ここは???』

りゅうたろう『俺の家だよ 今日は誰もいないから大丈夫』



(チョット・・・エッ??? ナニ?? ドウイウコト??)

どうしていいのかわからず、玄関のとこでオドオドしていると


りゅうたろう『かおり何もしないからおいで・・』


そういうと私の手を握りしめ部屋まで連れていかれました
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