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狂った愛に縛られて。
第2章 兄のオトモダチ

朝起きると、奏さんは大学に行ったのかいなくなっていた。

台所には朝食が作ってあった。

『おはよう、朝ごはん作ったよ、食べてね 奏』

と手紙が添えてあった。


もしかして、昨日のは夢だったのかも。
頭がぼんやりしてよくわからない。

夢だとしたら、なんて夢をみてしまったんだろう。
恥ずかしい‥


とりあえず制服に着替えて学校へと向かった。

授業にも身が入らないまま、あっという間に1日が終わる。

とぼとぼと帰っていると、裕也が追いかけてきた。

「さや、なんかあったのか?」

「え‥?」

「なんか、様子が変だ」

「ん‥なんにもないよ、ちょっと寝不足なだけだよ」

「まさか‥あいつに‥」

「え?やだ、なんにもないってば、じゃあね!」

そう言って走って帰る。


あんな夢見たって言えるわけないよ‥。


家に帰り着くと、昨日見た男物の靴があった。

奏さんのじゃない‥

またお友達が来てるのかな‥。


「た、ただいま‥」

リビングには誰もいないようだ。


とりあえず部屋に戻って少し眠ろう。


本当に頭がくらくらするもの。


奏さんの部屋の前を通り過ぎようとすると、


いきなりドアが開き、腕を掴まれ中に引っ張られた。


「っきゃあ!」

気づいたら、頭を固定されキスをされていた。

何度も何度も、角度を変えて。

くるし‥

そして、手がするりとスカートの裾から入り太ももを撫でられた。

「ぃやっっ!」

力一杯相手を突き飛ばす。

「ってぇな!!何すんだよ奈央!!‥あ??お前、誰だ?」

「そ‥れは、こっちのセリフ‥です!いきなりこんなこと‥あなたこそ誰ですか?!」

少しきつめの目をした、短い髪の男の人。
耳にピアスがたくさんついていて少し怖い。

「あ?なんだよ、新しい女か?ちょっと待ってろ」

そう言って、携帯でどこかに電話をかけ始める。

「おい、どういうことだよ」
「は?‥まぢかよ笑」
「いいわけ?ああ‥わかった、わかった」
「なら、あとでな」


「はい、お待たせ。いーってよ、少し楽しん出ろってことなんで。こい。」

そう言って腕を引っ張り上げると、ベッドに放り投げられる。

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