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仮面舞踏祭~カーニバルの夜に~
第1章 旅立ち
 友里奈は眼を一杯に見開いた。
 いくら強い風が側を吹き抜けたからといって、仮面が飛んでゆくはずもないのに、無意識に片手で仮面を押さえる。
 隣に佇む若い男もやはり、仮面をつけている。とはいっても、片眼がね風のそれは、男の端正な顔立ちを覆い隠すのに殆ど役に立っていない。
 友里奈の被っている仮面は紫の蝶を象っており、周囲を金の縁取りがしてあり、羽根の部分にはきらめく細かなビーズが無数に縫い付られている。
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