この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
田園シンデレラ
第7章 ラ
満足そうに笑うと、ゆっくりと私の中に入ってきた。

「・・・っあぁぁ」

この前よりゆっくりと
この前より深く
この前より優しく、大事に抱かれているのが分かる。

「ごうっ」

お互いに抱き合って、繋がって。
たった数日離れていた寂しさをかみしめるように
お互いを抱きしめ合う。

早くなってくる豪の動きに
私自身も反応して、二人が同じリズムで痙攣を始める。

「あぁぁ・・・ぁぁ」

「響子」

優しく呼ばれた自分の名前を聞いて
ああ、私はこの人に会うために生きてきたんだな。と
大きな波の中で確信した。


震えがおさまって、それでも離れない私に笑いながら
「俺が迎えに来なかったらどうしてた?」
なんて意地悪く聞くから。

「さぁ?」
ととぼけてみる。

「都会のお城じゃないけど。それでもあそこで一緒に暮らそう。シンデレラ」

「・・・バカね。シンデレラはお城で暮らしたかったんじゃないわ」
「・・・・」
「王子様と暮らしたかったのよ」

そうおどけて言うと
大声で笑い出した。
/54ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ