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王子と専属メイドの戯れ
第8章 宿題
東大寺のお屋敷に帰宅し、わたしの仕事は忙しくなります!

学校の制服からすぐに光騎さまに見繕って頂いたメイド服に着替えます。




光騎さまのお召しになった制服を回収し、ピカピカに用意したもう1着を明日用にお部屋にお持ちします。



その後にはシェフが用意したご夕食を前菜から運んで召し上がって頂きます。



「里音、お茶のお代わり頂戴」


「かしこまりました」



お食事中は常に側に控え、光騎さまのお食事を快適に過ごして頂けるようお仕えするのです。



光騎さまがお口に食べ物を運ぶ所作は本当に優雅で、毎日この時間は見惚れてしまいます。



食後のデザートとお茶をサーブし終えると、そこでわたしは一旦離れ、光騎さまの入浴のための準備をしに行きます。



お湯の温度、アロマの配合を完璧にこなし、お湯をはっていきます。



シャンプーやボディソープの残量もチェックし、少ないものは新しいものと交換します。


清掃は昼のうちに屋敷の執事、メイドが行なっていますが、今一度汚れがないかも確認するのも忘れません。



光騎さまにはいつでも最高な場所で過ごしてほしいのですから。






よし、大丈夫そうです!



わたしは浴室を出て部屋に戻ると、ちょうど食後のお茶を飲み終えた光騎さまが席を立つところでした。



「ごちそうさま。お風呂もう入れる?」



「はいっ!いつでもどうぞ」


「ありがとう。じゃあ、里音もご飯たべておいで」



光騎さまが浴室に向かうついでにわたしの頭を撫でてくれました。


その気持ちよさに思わずすり寄ってしまいたくなります。



「ありがとうございます。では光騎さま、ごゆっくり」


光騎さまはそのまま浴室のドアを開けて奥に行かれました。



わたしは光騎さまの食事を片付けながらキッチンへ食器を運びます。




光騎さまの入浴中がわたしの食事時間なのです。


学園の調理場よりも遥かに立派な東大寺家のキッチンに戻ると、あるテーブルにわたしの夕食が置かれていました。
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