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甘い彼に夢中。
第3章 夢中!
昼休みになると、陸さんからメールがきた。
「夏空ー、弁当食べよ。」
「ごめんなさい!陸さんに誘われてて..」
「あー。それなら仕方ない。他の奴誘うわー。」
走って、早く会いたくて、
ひと気の無い校舎裏に向かう。
「ハァ..ハァ..陸さん..おまたせしま..?」
陸さんが、ベンチにもたれ掛かって寝ていた。
私はそれを良い事に陸さんの顔を観察する。
こうやってじっくり見ると、格好良いなあ..
「陸さー...ん!?」
隣に座ろうとしたら、腕を掴まれて
引き寄せられた。