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第1章 好きなヒト。

　引っ越してしまった、

　お隣の家に居た、祐飛兄ちゃん....

　２つ年上の、私の『初恋』の相手..


「んんーっ...とれないです..」

　花屋のバイトの途中、

　高い所に置いてある花がどうしてもとれない..

「大丈夫か..？」

　後ろを向くと、

　同じバイトの同級生、安藤陸くんが居た。

　花を取ってくれた。