この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あなたと×××
第8章 *あなたとウェディングベル*

「あのさ、何をどう勘違いしたらカノジョとか子供とか出てくるのか分からないんだけど…?」
「だ、だって鳴海君、喫茶店でカノジョに指輪を渡してたもん。私、見たもん」
「喫茶店で指輪…?」
私が鼻をかみながら頷くと、
「あ!もしかしてこんな感じの包みだった?」
鳴海君は懐から小さな包みを取り出した。
「そう、それ!…あれ?でも、あの時あの人に渡したはず…」
「鈴香…彼女は得意先の社長の奥さんだよ」
タメ息を吐きながら、鳴海君はしゃがんで私と目線を合わせた。
「だ、だって鳴海君、喫茶店でカノジョに指輪を渡してたもん。私、見たもん」
「喫茶店で指輪…?」
私が鼻をかみながら頷くと、
「あ!もしかしてこんな感じの包みだった?」
鳴海君は懐から小さな包みを取り出した。
「そう、それ!…あれ?でも、あの時あの人に渡したはず…」
「鈴香…彼女は得意先の社長の奥さんだよ」
タメ息を吐きながら、鳴海君はしゃがんで私と目線を合わせた。

