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あなたと×××
第6章 *あなたとバレンタイン*
だけどその手はカレンダーに届く前に鳴海君に掴まれてしまった。

「明日、楽しみにしててくれたんですね」

「…うん」

「すげー嬉しい」

鳴海君は背中から抱き締めて私のつむじにキスしてくれる。

「もしかして、この甘い匂いは俺にくれるチョコレートですか?」




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