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光と首輪、絡まる鎖
第5章 海



車が発進して、しばらくすると
一度来たことのあるホテルに着いた。




「賢児さん、わたし着替え持ってない」

「大丈夫、ここ洗濯機あるとこだから」




前に来たときに
「わー!ここ洗濯機ある、便利ー!」
と言ったのを賢児さんは覚えていたのか、
そのホテルに連れてきたらしい。



光さんの香りに包まれて、
賢児さんとホテルに来ている・・・。




光さんはもう家に着いたのかな。




「こはる、行くよ」


助手席のドアが開けられて
賢児さんに腕を引かれた。




【第5章 END】
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