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光と首輪、絡まる鎖
第7章 雪山



賢児さんの背中は大きくて
すごくかっこよかった。



賢児さんのことをすごく愛しく感じて
タオルを持ったまま
その大きな背中に抱きついた。




「こはる・・・?」

「・・・」

「誘ってるの?」




・・・誘ってるのかもしれない。



賢児さんにくっつきたくてしょうがなくて
裸のまま抱きついてしまったのだから。



このままここで抱かれてもいい。

賢児さんに抱いてもらいたい。




「クシュンッ」

賢児さんの体がビクッとして
クシャミをした。




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