パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第4章 初来店

僕は身長が高い分、歩幅も大きい。
よって、女性と歩くときはできるだけゆっくりと女性のペースに合わせるように意識している。
もともとせっかちな性格で歩くのも食べるのも話すのもかなり早い。
よって、意識的に制御しないとその悪い癖が出る。
過去に付き合ってきた歴代の女性たちから随分と注意されてきたので、今はその忠告を活かしている。

しかし、今日に関していえば、早くサロンに着きたくてしょうがなかった。

里香は今何を考えているのだろうか。
会話できないのでわからない。
サロンに着けば、筆談で会話するためのたくさんの白紙の紙を用意している。

とても長く感じるもどかしい3分間だった。