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第5章 友達

俺達に言葉はいらない。
潤んだ瞳と熱く火照った身体が何よりも雄弁に語っていた。

服を剥ぎ取り、水原の引き締まった健康的な裸体を露(あらわ)にする。

長い友達付き合いで初めて見る彼女のヌードは、芸術的な美しさでありながらそこはかとなくエロティックだった。

思わず見とれていると、
「あんまり見ないで…」
恥ずかしそうに両腕を胸元でクロスする。