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第1章 新しい家族

「わっ・・・!お姉ちゃん～凄いね～♡」

弘樹はこんな大きな家に住んだ事無くて、目を丸くして仰天していた。

又弘樹の部屋には勉強机と大きなベットが備え付けられて有り

大きな声ではしゃぐ弘樹の幼い笑顔が浮かび・・・・・・・

小学校6年までは週一回は、一緒にお風呂に入っていた頃も思い出していた。



あれから・・・・・・６年の月日が流れ・・・・・・・・！


楽しい日々を過ごす中‥‥‥‥‥‥

弘樹が小学校６年生の夏に光一と和枝が2泊三日の旅行に出掛けて

帰宅途中に、単独事故を起こして

帰らぬ人と成ってしまった。・・・・・・・・・・・・！


まだ11歳になった弘樹には母が死んだ事が信じられなく

毎日、毎日22歳になった由美お姉のベットで寝た。



弘樹が母、父の事故の原因を聞かされたのは・・・中学卒業式の夜

三人で夕食が終わった後に

亜沙美姉が・・・・・・

「ねぇ～弘樹！お父さんとお母さんが死んだ原因知りたい～？」

「えっ！・・・・あっぁぁ～」

突然の亜沙美姉がリビングのソファーに腰掛けて話しだした。